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談話室

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曲選び 投稿者:ぽち - 2003/06/16(Mon) 13:47 No.4  引用する 
ぞう 再び登場のぞうのぽちです。
先日、近所の老人ホームに30分ほどフルートでボランティア演奏に行ってきました。ここ1年の間に3回ほどそういう機会があったのですが、いつも曲選びで迷っていました。

高齢者が沢山いらっしゃるのだから童謡、唱歌?
若い頃音楽を本格的に勉強していた方もいるだろうし、沢山の演奏会を聴いた方もいるだろうに、高齢者イコール童謡唱歌だなんて馬鹿にしていることにならないだろうか・・・。

とはいえ、聴く人全員が熱烈なクラシックファンという可能性は低いので、いわゆる「イージークラシック」と「童謡、唱歌」を半々くらいでやってきました。

今回の演奏終了後、ホームの職員の方に率直にこの疑問をぶつけてみました。すると、
「この年代の方には『童謡唱歌』は懐かしいもの、として染み付いているもの。決して子ども扱いしていることにはならないのよ」とおっしゃいました。

そういうものなんだ・・・。すこし安心したぽちでした。

皆さんはいろんなお客さんの所で演奏すると思いますが、どんなふうに曲を選んでいますか?

Re: 曲選び 投稿者: - 2003/06/21(Sat) 07:45 No.5  引用する 
アイコン > 再び登場のぞうのぽちです。

ぽちさん、ようこそ!
ピアノの長澤です。

> 先日、近所の老人ホームに30分ほどフルートでボランティア演奏に行ってきました。ここ1年の間に3回ほどそういう機会があったのですが、いつも曲選びで迷っていました。
> 高齢者が沢山いらっしゃるのだから童謡、唱歌?

どの本番でも聴衆の皆様は一人として同じ感覚で演奏を聴くわけではないと思うのです。
曲にしてもそれぞれの方々によって、なじみの曲も違います。
私は、「聴く人が高齢者だから」『この曲を演奏する』と考えるのではなく、そのコンサートが持つ趣旨にそぐうように配慮し、演奏者が気持ちを伝えられる曲を奏すれば良いと思います。

又の書き込みをお待ちしております。

                長澤晴浩

Re: 曲選び 投稿者: - 2003/07/08(Tue) 14:43 No.7  引用する 
ねこ 「ぞうのぽち」ってなんだかな? まあいいか! ぽちさん再びようこそ!
老人ホームで童謡唱歌、いいですね。
クラシック音楽を長々と演奏して心地良くまどろんでいただくのも悪くはないでしょうけど、
童謡で懐かしい幼い頃の思い出や故郷を思いながら時間を過ごしていただくこと、
これは、老人にとってはとても素晴らしい一時だと思いますよ。

ここで、あの「ゆうやけこやけのあかとんぼ」の歌詞でおなじみの作者、
三木露風氏の一説を引用しておきましょう。


「赤とんぼの思い出」 三木露風
--------------------------------------------------------------------------------
私の作った童謡「赤とんぼ」はなつかしい心持から書いた。
それは童話の題材として適当であると思ったので赤とんぼを選び、
そうしてそこに伴う思い出を内容にしたのである。
その私の思い出は、実に深いものである。
ふりかえって見て、幼い時の自己をいとおしむという気持であった。
まことに真実であり、感情を含めたものであった。
思うに、だれにとってもなつかしいのは幼い時の思い出であり、また故郷であろう。
幼年の時故郷にいない者は稀である。
幼年と故郷、それは結合している。
であるから、その頃に見たり聞いたりしたことは懐旧の情をそそるとともに、
また故郷が誰の胸にも浮かんでくるのである。
私は多くの思い出を持っている。
「赤とんぼ」は作った時の気持ちと幼い時にあったことを童謡に表現したのであった。

 「赤とんぼ」の中にねえやとあるのは、子守娘のことである。
私の子守娘が、私を背に負って広場で遊んでいた。
その時、私が背の上で見たのが赤とんぼである。
 「赤とんぼ」を子供に聞かせる時の私の希望は、言葉についての注意である。
そうして各説について一々それを説明して聞かせ、全曲の心持もわからせるようにすることである。
それらのことは必要事項で、あとは子供の有する感受性で感得するということにしたいのである。
--------------------------------------------------------------------------------
     (日本童謡全集 昭和12年 日本蓄音器商会より)

ちなみに、聞くところによると、三木氏のお父さんは随分遊び人で、いつも帰宅が遅く、
彼はねえやに背負われていつもその帰りを待っていたようですね。
その仲良しのねえやも早々と嫁にいき、便りも来なくなってしまい、
彼の少年時代はとても寂しい環境にあったようですね。
そんな彼の心に自然の風景が染み渡り産まれ出たあの歌。
童謡イコール子供扱いで馬鹿にしているようだという考えは、どうやら間違っているようですね。

お尋ねのコンサートの選曲については、上の長澤氏の答えとほとんど同じです。

                               三好俊行

投稿者 No. 暗証キー

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